病気を受け入れ環境を変える勇気を持とう
県立の通信制の高校にするのか、私立のN高等学校にするのか迷ったけれど、
結局N高等学校に決定しました。
N高等学校のサイトはこちら
現在の高校の担任の先生とも話しましたが、
- 朝起きられない、
- 体調が悪いのがいつまで続くのか分からない
のに、課題やテスト、スクーリングがきびしい県立で大丈夫なのか、不安だということ。
もちろん、自分で律することは大事だし、全部自分で割り振りをしてやれる方が今後良いに決まっているけど。
でも、これでまた挫けて、卒業が伸びたらどうしよう。
甘いと思われても、なんとか再来年卒業するということが第一なのではないかと思い、N高等学校に決めました。
N高等学校がゆるいかどうかは、実際してみないと分からないのだけども
県立の方は多分、娘には無理かもなと思います。
担任の先生も、賛成してくれました。
起立性調節障害は病気です。
朝起きられないのは病気のせい。
なのは分かってるけど、なかなか全部は受け入れられないのは親としてどうかと自分で思いつつ「仕方ない」と飲み込む毎日。
今の高校に固執して、卒業も危うくなり、社会人になってもこのまま…?
寝ている顔を見ていると不安しかない。
私の実兄は高校教師。
いろいろと相談してみたら、
もはや起立性調節障害での進路変更は珍しい話ではないし、恥じる必要もない。どこの高校だって、理解はあるのだから、娘ちゃんの事を考えたら今のタイミング(高2の1学期)で転入した方がいいと思う。
と、アドバイスをもらいました。
やっと入った高校、でも行けない。
通信制…
かなり暗く、目の前真っ暗なイメージがありましたが、現役高校教師からの言葉は私に少し勇気をくれたような気がします。
ありがとう。
転入と編入の違い
転入の場合
通信制に行く場合、娘のようにまだ全日制に籍がある場合「転入」となります。
いわゆる「転校」ですね
通信制高校へ転校すると履歴書の学歴欄に「中退」の文字を残さずに済みます。
ここがやはり、なんだかんだ言っても大きいでしょうね。
転入で通信制高校に入る時
- 以前の高校での取得単位は引き継ぐことが可能
- 在籍期間引き継ぎも可能
高認試験を受ける時も、以前通っていた高校で取得した単位があれば科目免除を受けられます。
同級生と一緒のタイミングで卒業することも可能です。
編入の場合
もうすでに退学してしまって、これから通信制に入る、となると「編入」となるわけです。
その場合は卒業時期がズレてしまう点に注意しなければなりません。
編入で通信制高校に入る時
- 前の在籍高校で取得した単位は、引き継ぐことが可能
また、編入の際には試験として、簡単な面接や筆記試験、作文などがある場合がありますが、選抜テストというよりは、生徒の現状を学校側が知るために行う場合が多いようです。
中退のイメージが悪すぎて悩む
「高校中退」
イメージ悪いですよね。実際。
主人が派遣会社に勤めているので、面接とか沢山しているんですね。
やはりイメージ悪いというか、実際突然来なくなったり、辞めちゃったりする人結構いるらしいです。
もちろん、ちゃんと立派に勤めて「正社員になりませんか」と声を掛けて貰える人もいるんですが…
でも、いざ自分の子供がその立場になったらどうしよう?
- 人生終わり
- 就職先がなくてフリーター?
- 根性なし
- 甘い。考えが甘過ぎる
- 高校辞めちゃって、その先の人生やっていけるの?
などなど。マイナスの事しか頭に浮かびません。
それは当然親だし心配しているからなんですが。
でも、そのマイナスイメージを打ち消せるのはやっぱりその先の頑張りなんだよな…。
まだまだ「結果」は分からない。
- 「中卒」で最悪終わるのか
- 「高卒」で終わるのか
- 「大卒」で終われれば、通信制だってなんだって関係ない。
通過点だ。
本人にも確認したら「大学には行きたい」という事なので、是非そうしてもらいたいし
そのために私も背中を押す事を覚悟した次第なのでした。
