ゲーム依存の症状が少し改善したので、どうして改善したのか検証してみようと思います。
夏休み中のゲーム時間の平均
地獄の夏休みの予定が、学童保育に通うということで、日中はゲームやメディアから離れることに成功した息子。というか母。
結果からいうと、ゲームの時間。減りました。
1学期のゲーム平均時間 | 5.5時間(ゲーム3時間+動画2.5時間) |
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夏休みのゲーム平均時間 | 3.0時間(ゲーム2時間+動画1時間) |
1学期、酷い時だと平日で11時間もしていたり(もちろん学校休んで)
毎日ゲームと動画を足して平均5〜6時間は行っていた。
それが、夏休みのゲーム+動画の平均時間が
3時間になりました・泣
良かった、まだまだ普通の小学生よりは長いとは思うけれども、減った!
その事実が嬉しい!
夏休み中の大きな変化
我が家にとって、変化があった。それは
父親が同居し始めたということ。(別居していた理由は 息子くんにも悪い兆候…。)
これは大きい変化。
同居の理由は、私(母親)、祖父母では息子の不登校、ゲーム依存に対応できなかったから。
悔しいけど、男親の存在が必要なのだと感じたから。
最初こそ息子も
とうんざり顔だったけれど、
「これからずっといるさ」とシレッと答えてやり過ごしていたら、あきらめたようだった。
お前たちの状況が改善すればいいのよ、私の気持ちなんてさ…。
息子と約束したこと
- パパと一緒にジョギング・体幹トレーニングする
- ゲームを始める前に、終わる時間を口に出して言う
- 夏休みの工作はパパと一緒にちゃんと作る
- 小児科の先生とのカウンセリングは休まない
この4点だった。
夏休みの宿題は、担任の先生の提案で「できなさそうな宿題は前もって言えばしなくてもいい」と特別な配慮をいただけた。
これは、宿題をしてないということで2学期学校に行きづらいという事がないようにとの事だった。
それはそれは、これもあれも…と免除しまくったのかな?と思った母だったが
意外にもパスしたのは、毎日の日記だけだった。
とりあえずワークは全部やらなくちゃいけない。
東北の小学生の夏休みは本当に短い!ほんとに大丈夫なのか?
結局サボりまくったが、カツオよろしく最終日に駆け込みで終わらせた。
学童保育へ毎日行く
もうひとつ、大きかったのが、「学童保育へ毎日行く」だった。
息子本人が行きたがらないだろうな…と思っていたが、
同じ学年の友達が夏休みに学童へ行く事が判明。
これで「行ってもいいかな」と思うようになった。
そこで私はすぐに学童保育へ電話をかけ、今の状態(ゲーム・メディア依存)を伝えた。
その2日後、学童の先生に私だけ呼ばれ、打ち合わせをしてきた。
内容としては、
先生もこのような案件は初めてだということで、独自でネットなどで事前に調べてくださっていて、ネットやテレビ等から少しでも離してみようと提案してもらった。
それには、どうしたらよいか。
- 学童保育に通っている低学年の世話を積極的に頼む
- 独自のイベント(夏祭りや手作りランチなど)のリーダーになってもらう
- 同じ学年の子にも協力を頼む
- 先生方がさりげなく話しかける(わざとらしくなく)
という、人対人の関わりを大いに持たせよう!作戦を立ててくれた。
約一ヶ月、その作戦を遂行してもらった結果。
息子の目の輝きが少しずつ戻っていったのを実感。
一学期の時は空手で一緒のお母さんたちに
と、心配されていたのだが、少しずつ、気持ちが上向きになっていくのが分かった。
そして、学校と同じく、学童の先生方にヘルプを出して本当に良かった。
私一人じゃ、長い夏休みを過ごすのは絶対無理だった。
息子と母の変化
元々、甘えん坊の2番目弟の息子だったが、
父親不在の家庭の中で、いつのまにか、
暴君となり母親に暴言を吐き、注意されるとキレて終わらすというモラハラ暴力夫みたいなことになっていた。
それが父親帰還という一大事を迎え、家族はもちろん、息子も変わらざるをえなくなった。
めんどくさがりに拍車がかかった状態の息子。
なかなか難しいか?とは思ったが、ほとんど父親に丸投げした。
私も疲れ切っていた。
夏休みも終盤に差し掛かり、息子に変化が。
元々の甘えん坊がもっともっと甘えん坊に。
私にベタベタベタベタ…こっちが引くくらいに甘えてくる。
娘のことが手一杯で、息子にまで目が届いていなかったのかも。
実際パパが帰ってきて、息子や娘のことを分担できるようになって、私も冷静に子ども達に向き合えるようになった気がする。
息子が少しでも
とか(今思えば)こちらの気を引こうと軽い冗談で言った言葉にも本気で
と返していた。しかもヒステリックに。
余裕ゼロ。なんならマイナスだ。
それが家庭に大人が1人増えて、分担できたら、親子ともに少し余裕ができた。
ワンオペ育児のつらさを痛感
私は1年8ヶ月、2人の不登校の子どもの世話をワンオペでやってきた。
自分が思っている以上に疲れ切っていたみたい。
私の周りにもシングルで頑張っているママがたくさんいる。
だから私も1人でやれると思っていたけど、テンパってしまった。
先生方や、周りのママたち、いろんな人たちの手を借りてこの状況を少しでも抜け出す。
これが大きかったように思う。1人では2人に太刀打ちできなかった。
いろんな理由で不登校になっている子どもを持っているお母さんたち。
1人で打破しようとするより、みんなで向かって行った方が精神的にも良い結果が出ると思う。
私の場合は、
- 学校の先生方
- 学童の先生方
- 小児科医
- ママ友
- 息子の友達
こんなにたくさんの人達に協力してもらったが、これでも解決しない場合は、公共の機関も頼ろうと思っていたので、下記に張っておこうと思う。