娘が中学校に入った時のお話です。
小学生までは、勉強もお友だちとの関係も上手く行っていた娘でした。
あまり心配もせず、中学校入学となったのですが…
明るい気持ちで中学校入学
クラスも小学生の時に仲が良かった子と一緒。
これが後々…。
防具は高かったが、かっこいいぞ!と、やっぱり武道好きな親なので、応援しようと思った。
その頃、通っていた中学校は、立て替えの為プレハブ校舎だし体育館は無いしで不便極まりなく(エアコンは付いていたのでそれはよかったみたい)部活も市内の施設にてんでバラバラに。
と、言うことは、なにかにつけ送り迎えなのだ。
防具や竹刀もあるし(泣)
私自身が中学生だったときは吹奏楽部。
しかもパーカッションだったので楽器も学校のを使っていた。
金が一切かからない、なんて親孝行な私!
もちろん、送り迎えなんて一切してもらってなかったし、周りの友達も自力で歩いていたものだ。
しかし、今時の中学生は(しかも田舎なので)親の車でらくちんですなぁ。
1学期も終わるというのに
小6の時に娘に憑依してきたMちゃん。頭も良くてスポーツ万能。
今まで「男子と遊んでいた方が楽しい!」「やりたいことは一人でもする!」
我が道を行くタイプの女子だった娘には、
ある意味女子特有の「ときめき」を与えてしまったのかもしれない。
そこから2人べったり。よくある女子の図。
しかしそんな構図も長く続かず。
そんなこんなで一学期も終了…と思いきや、夏休みに入る直前、Mちゃんに仲間はずれにされ始めた。
Mちゃんは新しい相棒を作ってしまったのだ。
そして3人仲良く…とはいかず、
Mちゃんは、必ず「2人」で行動したいタイプなので娘をピーンとおはじきのように、追い出してしまったのだ。
最悪な精神状態の娘はなにもかも後ろ向きに
娘は精神的にもボロボロ。
ついでに今度は、隣の小学校で中学で同じになった、友達がいなくて5教科合計30点の女の子にまたも憑依されてしまった。
あの、我が道を行く娘はどこへ…?親としては非常に心配していた。
思春期の女の子ってのは、徒党を組みたがり、依存してしまう事もあるのは分かっている。けど、客観的に見ていると行き過ぎるとこんなにもメンドクサイものなのだなとしみじみウンザリした。
部活はというと、剣道のけの字も知らない、市内でも悪評轟く教師が顧問。
何かにつけ、文句や無理難題を言っては生徒達をこき下ろす。
一度娘が生理痛で倒れた時に迎えに行った際
半笑いで「またですわ」と言われた事がある。
こんなヤツ、今時許されるのかと思ったくらいだ。
ダブルで精神的にパンチをくらった娘は、
夏休み全く部活にも出ず、眉毛を細くし、
30点の友達の影響を受け
ハサミで手首を傷付けたりした。
このときは流石に私もショックで泣いた。
この頃からだろうか、朝学校に行く、ということが辛くなってきたのは。